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一気に寒くなりました。
素直な体なのか、正月で気が緩んだのか、あっさりと風邪をひいてしまいました…
皆様、お体には十分お気をつけてください。


そんな冴えない状況の中、そろそろ春物の入荷がカウントダウンです。
1月中に入荷予定の日本のブランド、kepani。
今回は、予告編と称し、マテリアル解説を中心に紹介していきたいと思います。


KEPANI　マテリアル解説


25/40/10　ラフィー裏起毛（肉厚裏毛）
kepaniのアイコンとも言えるグレー杢を表現した裏毛です。
裏毛スウェット＝吊というイメージを覆そうという意気込みで作った
素材です。独特のチャコールの糸が出す表情に加え、柔らかくふんわりと
仕上げています。



40/18/18　　２とび裏毛（薄手裏毛）
通常、度詰で編み上げていく裏毛を、あえて甘くしなやかに編み、まるで10年来着古したかのような昔風の質感を表現しています。
その素材の表面にわずかにちらついて見えるトビ柄は中糸をワザと
表に出すことによって表現しています。



30/-　ヴィンテージサーマル
特にヨーロッパの古いミリタリー物に見られる亀甲（亀の甲羅）柄を再現した編地です。生地の特性としては、保湿性・吸汗性に優れ、綿100％で編み上げているので肌触りもよく、インナーアイテムにオールシーズン適した素材です。
※画像ナシ


サンプルを送っていただいて試着してみたのですが、一言で言うと「着易い」アイテムばかりでした。


悪い意味ではなく主張しない服。でもそこにはデザイナーの拘りが随所に散りばめられているように感じました。


ストレスなく着られるように4本針では無く、3本針で縫われた計算されたステッチ。
今っぽいタイトなシルエットを中和するような、着古した感のある柔らかな素材感。


旧さも新しさも感じさせてくれる洋服でした。


いよいよ今月（末頃）入荷です。

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